2017/10
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胃腸炎流行中
この時期例年のことではありますが、胃腸炎がまた流行しています。今いちばん多い感染症じゃないかな、と感じるくらい。中学生や小学校高学年の大きい子どもたちから始まって、だんだん低年齢の子どもに広がってきている印象です。

東京都内の流行はこんな感じ(東京都感染症情報センターより引用)

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病原体はやはりノロウイルスが多いですね(引用・同)

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水ぼうそう
このところ水ぼうそうの患者さんが多いので、「あれ?」と思っていたら、どうやら流行っている幼稚園があるようです。

水ぼうそうは昔からよく知られている子どもの病気ですが、案外最近は「どんな症状なのか」知らない、という方もいらっしいます。というわけで水ぼうそうについて少し。

水ぼうそうの症状の特徴は、発疹です。まず赤いぶつぶつがぽつりぽつりと出てきます。ぶつぶつはしだいに数が増え、水を持つようになります。さらに黄色っぽくなり、最後はかさぶたになります。出始めのものから時間がたったものまで、いろんな段階の発疹が混在します。発疹は頭と胴体に多く、おむつをしているこどもでは、おむつのところにもたくさんできます。手足にはあまりできません。

発疹の出る直前から最初の数日に熱が出ることもありますが、まったく熱は出ないことも多いです。「熱がないから水ぼうそうではないだろう」と思うのは大間違いです。

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マイコプラズマの流行
マイコプラズマ感染症がかなり流行しているようです。国立感染症情報センターの統計を見ても、例年なら減ってくるはずの夏場にむしろ増えているようです。

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マイコプラズマ感染症の特徴はいくつかあります。
1.ふだん健康な、年長のこどもや成人に多い
2.典型的な症状は発熱と強い咳
3.咳がひどくても聴診で呼吸音に変化がないことが多い
4.よく使われるペニシリン系やセフェム系の抗生物質が効かない

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インフルエンザ・現況
さて今年のインフルエンザのことなど少し。

当地では、年末から少し出始めていましたが、意外にB型だったりして、例年と違うパターンだなあと思っていました。A型の流行は年明けから本格的になってきたようで、1月の第3週にはかなり多くなりました。その後は横ばいで、今週はむしろ少し減ってきています。小学校高学年?中学生が多く、小さい子どもにはまだあまり出ていません。

今年はA型インフルエンザは去年にひきつづきの「新型」(H1N1)と従来からの香港型(H3N2)が混在している、ということですが、迅速検査ではそこまでの区別はできません。ただ、症状の軽い人が多いところをみると、去年も流行した新型の方がこのへんでは今のところ主流なのではないか、と思っています。

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やや小康状態?
11月半ば頃から、かぜひきの人が増え、ノロウイルスと思われる胃腸炎も流行、プール熱みたいな人やマイコプラズマなども混じり、一時期かなり忙しくなりましたが、先週からやや落ち着いている気配です。

胃腸炎はいったん減ったものの、また少し増えている感じ。小学生が多く、ほとんど軽症です。嘔吐が激しい人が少ない、また嘔吐の後下痢にならずに治っている人も多いなと感じています。

今日は天気が崩れたせいか、喘息の子がまた少し。

いわゆる伝染病では、今年はりんご病がずっと多めですし、ここのところまた水ぼうそうが増えてきました。水ぼうそうは非常にうつりやすい病気なので、保育園や幼稚園ではひとり出るとしばらく続きますね。小学生の高熱は、インフルエンザの人はまだいなくて、むしろ溶連菌が多いようです。

雨で始まった今週ですが、さてこれからどうなるか。
マイコプラズマが流行っているようだ
ツイッターでもつぶやきましたが、この秋からマイコプラズマがかなり流行しているようです。国立感染症情報センターのサイトで見ても、過去10年では最も多くなりつつあるようです(むろんこれは届出によるので、疑って検査する機会が増えれば報告が増えるという面もあります)。

ふだん元気な年長の子どもや成人の、気管支炎や肺炎の原因は、ウイルスとマイコプラズマがほとんどです。もちろん、マイコプラズマに感染したからといってみんながみんな肺炎になるわけではありませんが。

小児科では、5?6歳から小中学生の年齢に多い病気です。気管支炎・肺炎ですから、おもな症状は激しい咳と発熱。ただし軽い場合は熱がないこともあります。肺炎になっても、聴診であまり呼吸の音に変化がないことが多い、という特徴があります。

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夏休み・・・
今週は完全に夏休みモード?という感じで、今日も落ち着いた外来です。

先週末、当院が今週休みだと思っていらっしゃる方が何人かおられましたが、今週いっぱいは、通常通り診療しています。

来週1週間を、夏季休業とさせていただきます。
百日咳
「百日咳が区内で流行している」という連絡が医師会からまわってきました。もともと葛西地区で出始めていたようですが、他の地区にも広がっているとのこと。

百日咳については、『母の友』に連載している「こども医者の健康メモ」に原稿を書いたばかりなのですが、掲載誌が出るのはまだ先なので、ここでもちょっと書いておきます。

百日咳の典型的な症状は、短い乾いた咳がたてつづけに出た後、ヒューッ、という音をたてて息を吸い込む、という繰り返しの発作が、特に夜に起きる、というものです。はなみずや咳など、普通のかぜのような症状が1?2週間続き、その後にこのような典型的な症状があらわれてきます。

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夏かぜ増加中
例年のことではありますが、「夏かぜ」が増えてきています。

昨年はあんまり多くなかったヘルパンギーナが、今年はだいぶん出ていますし、手足口病は早い時期から流行が始まっています。プール熱も、一時期少し下火になったかなあと思ったのですが、また増えてきている感じです。

昨年はヘルパンギーナが少なかったせいもあって、あんまり夏かぜは流行しないなあ、という雰囲気だった(そのかわり8月からインフルエンザが出始めた)のですが、今年はそういうイレギュラーな感じはないですね。

手足口病は、今のところ、手足の発疹が派手な人が多いです。ヘルパンギーナは、やや熱が長びく人が多いようです。どちらにしても、基本的には自然に治る軽い病気ですから、あまり心配はいりませんが。

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花粉症や喘息や
 ますます、診療所で診る病気の種類は「春らしい」ものになってきました。暖かい日には花粉症の症状で受診する人が目立ちます。天気や気温の変化が激しいせいか、喘息で調子の悪い人もやや多くなっています。

 こういうときは、今まで喘息を起こしたことがない、という人が初めての発作を起こして来院されることもあります。いつになく咳き込みがひどい、夜寝られない、ぜーぜーと音がする、などのときは、あまりがまんせずに早めに受診してください。発作の状態が長く続いていると、外来の処置ではよくならず、入院しなければならないことが珍しくないからです。

 うつる病気では、溶連菌とプール熱がやや多く、胃腸炎もまだ出ています。胃腸炎のほとんどはノロウイルスのようで、吐いたものや下痢便に含まれるウイルスが手について、かなり簡単にうつります。食べものはじゅうぶん加熱すれば大丈夫です。