2006/07
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そう言えば
今さらこんなことを、という気もするけれど。
水俣に産廃の最終処分場をつくる、という計画がある。ご存知でしたか?

何だかとてもたちの悪いブラックジョークのようだ。「公害の原点」とまで言われた水俣に、あらたな公害の源ともいうべき産廃処分場とはね。
しかもその予定地は地元の水源に近い湯出川(ゆしずがわ)の上流。すぐそばには湯の鶴温泉がある。

もちろん地元では反対の声も高く、市長選挙でも産廃反対を掲げた候補が当選。
でも、市が反対しても、許認可は県が行うので、すぐにストップはできないらしい。

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格差社会と医療のゆくえ
大上段に構えたタイトルになってしまいましたが・・・(笑)
先日NHKスペシャルで「ワーキングプア ?働いても働いても豊かになれない?」という番組をやっていました。社会的経済的な格差の拡大は、ようやくマスコミでも問題としてとりあげられるようになってきたようです。

私自身、前の病院に勤めていた3?4年ほど前から、じわじわと「格差』が拡がっているのを感じていました。夜働きに出るお母さんが増える、生活保護の人が増える。お産の費用が払えない人、保険料を滞納していて一時金が出ない人が増える。暮らしを支えるのにせいいっぱいでこどものことまで気が回らない、回せない家庭がじわじわ増えているという実感がありました。

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暑いし。
昨日から、何でこんなにというほど暑いです。これくらい暑くなってくると、「熱中症」の記事も新聞に増えてくる。とくに「暑くなりはじめの時期は危ない」のだそうで。

夏かぜもあいかわらず流行していて、熱の高い子も多い。熱が高いうえに気温も高いじゃ、容易に下がりませんよね。

未だに、熱があるときは着せこんで汗をかかせろという人がいる。この季節、そんなことをしたらそれこそ熱中症になっちゃいます。熱が出ているときは、身体の体温調節の設定自体が高くなっているので、汗が出ない(汗は身体が体温が上がってきたのを感知して下げるために出すものだから、身体の設定が高いときは「汗を出せ」という命令は出ない)わけなのですから。

涼しくして、水分をとって。熱は発散させるがいちばんです。
助産師は産科医を代行できる?
小児科医も足りないけれど産科医も足りない・・・とは、最近よく聞く話。とくに、地方の病院では深刻なようだ。
で、助産師さんを活用しましょう、という動きがある。
正常な妊娠分娩は助産師さんに担ってもらいましょう、というわけ。

地方の行政や病院がそういう方向で動き出している、ということがときどき報道される。
助産師の団体もそれを歓迎しているらしい。それから、お産について考えたり情報交換したりしている市民グループも、好意的、というかその方向性を強めてほしいふうだ。

でも、それって、それでいいのか?と思う。助産師と医者の業務って、代替できるものなの?

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薬なし
最近、薬を処方しない子の割合がとても多いです。何故かというと、まあ、「必要ないから」なのですが。

ヘルパンギーナが多いこともあり、せいぜい出すとしても解熱剤の頓服?でもそこまで高い熱でもないし・・・ということが多い。38℃前後くらいまでの熱だけ、という子も多い。あと、どうしたわけかりんご病の子も多い。

ウイルス性の感染であることが明らかで(つまり抗生物質はいらない)、しかも激しい症状が何もない、となると、まあ、少し様子を見れば自然に治るでしょう、というところに落ち着くわけですね。

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