2010/06
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HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)・江戸川区の助成スタート
すでに区の広報にも掲載されましたが、江戸川区は、HPVワクチン(いわゆる「子宮頸がんワクチン」)接種費用の助成を7月から始めるそうです。対象は女性の中学生(全額助成)と20歳の女性(半額助成)。

中学生への助成についての区のお知らせはこちら。接種票が郵送されます。

当院でも、中学生の方への接種を受け付けます。ただ、ほんとうは婦人科で受けていただく方がいいのかな・・・という思いがあります。子宮頸がんは「子どもの病気」ではなく「成人女性の病気」。診断や治療にあたるのは婦人科の先生ですから、病気についての知識も豊富に持っておられるはずだからです。

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夏至
今日は「夏至」、一年で一番昼が長い日。関東地方も梅雨入りしたけれど、妙に「中休み」が多いので、日の長さを実感する今日この頃です。

ところで冬至には「冬至かぼちゃ」とか「柚子湯」とかの風習があるけれど、夏至にはないのかしらん?とちょっと疑問に思ったのでググってみたところ、こんなお祭りがありました。

夏至祭:無病息災祈り300人が海へ…三重・二見興玉神社

夏至の21日、夫婦岩で知られる三重県伊勢市二見町の二見興玉神社で「夏至祭」が開かれた。夫婦岩の間から太陽が昇るこの日に行われる神事。


Wikipediaによれば、「夏至の日に無花果田楽を食べる風習がある地域もある」と。これも知らなかったなあ。

夏が蒸し暑くうっとうしい日本では、「冬から春への転換点」である冬至とは違って、夏至はあんまりありがたみがないのかなあと思ったり。梅雨に当たるので「太陽」を感じにくい、というのもあるかもしれないですね。
「競走」で思ったこと
昨夜ツイッターを眺めながらふとこんなふうにつぶやいたのですが、

そもそも幼稚園児の「徒競走」なんて競走の体をなしてないんだからどうやったっていいんじゃないかと思うんだけどな?


運動会などで「競争」させない(手をつないでゴール、とかですね)ことを、教育上やたらと問題視する言い方がよくあるだけれど、そもそも幼稚園や小学校低学年の徒競走が、競技的な意味での「競走」になりうるのか?お手てつないででも、バランバランでも、それこそ違う方にそれちゃう子が出てもおかしくないのでは?という思いつき的なつぶやきです。

でも、その後つらつらと考えていて、そもそも「教育」に「競争」って必要なの?というところに考えが至りました。「競争がないと意欲が生まれない」とか言われることもあるけど、ほんとにそうなのかなあ。

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Hibの記憶
江戸川区がHibワクチン接種料金の半額助成を始めたためか、接種のお問い合わせが増えています。診察や健診の際に「受けたほうがいいのでしょうか?」と聞かれることも多くなってきました。

今のところ、私は、「受けるにこしたことはないけれど・・・」とお答えしています。何しろワクチンの供給量が限られているので、「ぜひ、受けましょう」と言っても、接種できる保証がないというへんてこな状況になってしまっているので。

一方肺炎球菌ワクチンも発売されています。こちらは今のところ注文すれば速やかに納入されます。ただし単価が高い!子どもの髄膜炎の原因菌は、一位がHib、2位が肺炎球菌ですから、本来ならばHibのほうが優先順位が高いと言えるのでしょうが、いろいろ悩ましいところです。

いずれにせよ、確かに、「よくある病気」ではないのです。麻疹のように子どもの間で流行するというものでもありません。私自身も(感染症の専門病院にいたことがないからでしょうが)Hibによる髄膜炎の患者さんは診たことがありますが、肺炎球菌はありません。ただ、感染して発症すれば、今でも非常に重い病気であることには違いありません。

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はやぶさ
ここ数日「はやぶさ」帰還に関する報道が多かったですね?。今朝のNHKニュースで見た大気圏突入?カプセル分離の映像はよかったなあ。

あと評判の「ラストショット」http://twitpic.com/1wh78q
これはスゴすぎる・・・

それにしても、マスコミの人や一般人だけでなく、JAXAの中の人の話しぶりも、何となくはやぶさが擬人化されてるみたいになってて、興味深かったです。まあ7年も見守り続けていれば、機械であっても思い入れは深くなるんだろうなあ。

あと、宇宙に放たれて、どんなに気になっても直接にはいじることができない、という「間柄」が、なんというか、子どもと同じようだなあ、などと思ったりもしました。

そろそろカプセル回収のニュースが入るのかな・・・
百日咳
「百日咳が区内で流行している」という連絡が医師会からまわってきました。もともと葛西地区で出始めていたようですが、他の地区にも広がっているとのこと。

百日咳については、『母の友』に連載している「こども医者の健康メモ」に原稿を書いたばかりなのですが、掲載誌が出るのはまだ先なので、ここでもちょっと書いておきます。

百日咳の典型的な症状は、短い乾いた咳がたてつづけに出た後、ヒューッ、という音をたてて息を吸い込む、という繰り返しの発作が、特に夜に起きる、というものです。はなみずや咳など、普通のかぜのような症状が1?2週間続き、その後にこのような典型的な症状があらわれてきます。

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なんちゃってプルコギ
最近、ちょっとハマっている料理。最初は昨年末、牛肉の安いところを使ってなんか目新しい料理を・・・と考えて検索。キムチの美味しいのがあったのでやっぱり韓国料理かな、ということで作ってみました。

プルコギのレシピはいろいろネットにあるのですが、最終的に採用したのはこれ。
ケンタロウレシピ・プルコギ

肉に調味料をもみ込み、さらに野菜も加えてもみ込んでおいてから、焼く、という調理過程は、和食でも中華でも洋食でもあんまりやらない、んじゃないでしょうか(私が無知なだけかもしれませんが)。「肉野菜炒め」などとはまったく違う感じになって、これもまた美味しいなあ、と思いました。

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夏かぜ増加中
例年のことではありますが、「夏かぜ」が増えてきています。

昨年はあんまり多くなかったヘルパンギーナが、今年はだいぶん出ていますし、手足口病は早い時期から流行が始まっています。プール熱も、一時期少し下火になったかなあと思ったのですが、また増えてきている感じです。

昨年はヘルパンギーナが少なかったせいもあって、あんまり夏かぜは流行しないなあ、という雰囲気だった(そのかわり8月からインフルエンザが出始めた)のですが、今年はそういうイレギュラーな感じはないですね。

手足口病は、今のところ、手足の発疹が派手な人が多いです。ヘルパンギーナは、やや熱が長びく人が多いようです。どちらにしても、基本的には自然に治る軽い病気ですから、あまり心配はいりませんが。

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鳥越神社へ
昨日は、秋葉原で仕事をしている知人に誘われて、鳥越神社のお祭りに行ってきました。

朝から、かなり広い範囲をお神輿が練り歩くのですが、私たちが着いたのは午後3時ころ。何となく街全体が浮き立っている感じは祭りならでは。ビールなど少し飲んでから、神社に向かいました。

鳥越は「おかず横丁」が有名。後で知ったのですが5日の「アド街」で紹介されたんですね。しかしこの日は祭り当日とあってか開店しているお店はあんまり多くはなかったです。開いていても「売り切れ」続出、でした。

神社に近づくと、屋台がいっぱい出ています。私が子どもの頃は、お祭りといえば屋台、と思っていたのですが、こういう風景も、最近は珍しいですね。面白かったのは、トルコアイスとかドネルケバブの屋台が出ていて、それを出しているのがやっぱり(トルコの人かどうかはわかりませんが)中東系の人だったり、というところ。

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タバコと子ども
昨日のエントリの続きのようなもの。

タバコをかじっていた、などの場合は、ふつうは大事にはならない、ということを書きましたが、もちろん、タバコを水に浸していたりして、その水を飲んでしまうと、重い中毒症状になります。ジュースの缶などを灰皿代わりに使うのはすごく危険。

タバコを吸う人にとっては、タバコや吸い殻、灰皿はごく日常的なものなので、注意をはらう、ということはできにくい。ついついそのへんに置いてしまいがちです。ですから、初めから、子どものいるところではタバコは吸わない、というルールを作ってしまったほうがいい。子どもの立ち入る可能性のない場所で吸うようにしたほうがいい、と思うのです。

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タバコ食べちゃった!
「朝日メディカル」という雑誌に、「中毒プライマリケアの最前線」という特集記事が載っていました。中心は医薬品中毒、誤って、あるいは自殺しようとして大量の薬品を飲んだ、というような重いケースについてですが、中に、子どもに多い「タバコ誤食」の対処についての記事があります。

タバコを食べてしまった、というのは、小さい子どもの事故の中では1、2を争うほど多いものです。以前は、タバコを食べたと思われたらとにかく胃洗浄、というのがふつうでした。しかしその後、実際に中毒するほどを飲み込んでいることはほとんどないことや、タバコそのものに吐き気を催す作用が会ってすぐに吐いてしまうことから、「胃洗浄は原則として必要ない」ということが、小児科学会でも指針として提言されています。

この記事を書かれたのは、和歌山の日赤の救急部部長ですが、これまでの経験をまとめたうえで、タバコを食べた・かじっていた、という時から1時間の間に何も症状がなければ、胃洗浄などの処置は必要ない、と述べておられます。子どもがけろっとしていれば、あわてる必要はない、ということですね。

なお、タバコの誤食については、「中毒110番」の専用電話があります。

072-726-9922
(365日・24時間対応でテープによる情報提供)
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「江戸川子どもの虐待防止キャンペーン」の動きに合わせて、以前にアカウントだけとって放置していたツイッターを利用し始めました。

当初は、ほんとに直接知っているどうししかフォローしていなかったのですが、相手をフォローしていたり、コメントしている人のところを見に行ったり、ジャーナリストのツイッターをフォローし始めたりで、だいぶん広がってきました。

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