2011/05
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【メモ】内部被曝について計算してみる
原発事故の影響で、いろんな産地の作物や魚介類の放射能汚染が報じられるています。はじめのうちはヨウ素が中心でしたが、今は半減期の長いセシウム137が中心になっています。

そこであらためて「基準値ぎりぎりのものを食べ続けたらどれくらいの被曝になるのか?」を考えてみました。

食品安全委員会で定められた「暫定規制値」、セシウム137に関しては、野菜・穀類・肉・卵・魚等が1kgあたり500ベクレル、飲料水と牛乳が1kgあたり200ベクレル。

このうち、現在流通しているコメは原発事故の前に収穫されたものであり、小麦はほとんどが輸入なので、穀類の汚染はないものとして計算してみる。また水道水の汚染はいまのところなくなっているので、牛乳は汚染されていると考えてみる。

食品を通じての内部被曝は、放射能濃度(ベクレル)に「実効線量係数」をかけて得られる。実効線量係数は年齢によって違う。

7歳の子どもが、1日に野菜350g、肉・魚・卵などタンパク源を250g、牛乳200mlを摂るとして、どれもが暫定規制値ぎりぎりだというちょっと極端な仮定をしてみる。

1日で野菜のセシウム137が175ベクレル、肉魚卵が125ベクレル、牛乳が40ベクレル、計340ベクレル。
1年あたりの内部被曝は、340×365×0.01(7歳の実効線量係数)=1241(マイクロシーベルト)
つまり1年で1.24ミリシーベルト。

実効線量係数と、計算のしかたについてはhttp://smc-japan.org/?p=1355参照。

なお、呼吸からの内部被曝もあるが、東京では現在浮遊粉塵中の放射性物質は少なく、ここに示された計算式で計算してもごく低い。
今さらながら「20mSv」について考えてみる(5/13追記)
原発の事故の影響で、福島県内の学校や幼稚園・保育園の校庭・園庭で放射線濃度の高いところがある、ということがわかり、文部科学省が4月19日付で「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」という通知を出しています。

この中で、文部科学省は、1年間に浴びる放射線量が20ミリシーベルト以下となる量をめやすとし、屋外での活動が1日8時間、屋内(木造として放射線量は屋外の半分と考えられる)が16時間という仮定のもと、校庭・園庭の放射線量が1時間あたり3.8マイクロシーベルト(マイクロはミリの1000分の1)以下であれば通常の屋外活動を可とし、これを超えるところでは屋外活動を制限するように、としています。この基準値は高すぎるのではないのか、ということで、様々な議論が行われ抗議活動も起きています。

放射線の健康影響の問題はかなり難しいのですが、子どもの健康にかかわることで、ずっと気になっていたことでもあり、自分自身の頭の整理のためにも、ここで1回書いておこうと思います。

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今月の予定など
連休が終わってしまいましたが(^^;
今月は学校健診などがあるので変則的なことが多くなっています。

5月10日(火)・13日(金)・17日(火)・19日(木)は、学校・保健所の健診、ポリオ予防接種等に出張のため、午後の診療開始が遅れる可能性があります。

13日(金)の乳児健診・予防接種は、お休みとさせていただきます。