2011/06
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江戸川区でどうするか、を考える
最近は原発事故と放射能のことばかり書いている感じですが、やはり気にしている人は多いので・・・

今日は、じゃあ江戸川区に暮らしている私たちはどう考えればいいのかな、ということを少し。
何度も書いていますが私自身は放射線医学は専門外ですので、あくまで今まで得られた情報に基づいて、書いてみます。

都内でも、自治体で独自に放射線の測定を始めるところが増えています。近隣では葛飾区、足立区がすでに測定を行い公表しています。
葛飾区における放射線量について(6月6日更新)
放射線の調査について(足立区)

江戸川区はどうか、と知人が聞いてみたところ、「都で調べており問題ない」という認識だったそうです。しかし、都が測定している新宿は都内でも放射線量の低い場所で、東京東部はやや高めだ、というのは前のエントリでもご紹介したとおりです。

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はしかにご注意ください
江戸川区内で、4月頃から麻疹が散発的に流行しているとのことです。

今のところ、葛西方面が中心のようで、当院では麻疹を疑うような患者さんはここのところ皆無です。しかし、麻疹はきわめて感染する力が強い病気で、同室した程度でも感染する可能性があります。

今出ている患者さんは、年齢はさまざまですが、ほとんどが、麻疹の予防接種を受けていない方だということです。

MR1期の接種がまだの方、また、小中学生でまだ1回も接種していないという方は、なるべく早めに接種したほうがいいでしょう。接種票がないという方は一度保健所に相談してみてください。

麻疹は、発熱・咳・はなみずなどの症状がかなりひどく、3日目頃にいったん少し熱が下がってから、再び高熱になるとともに顔や耳の後ろから赤い発疹が出てきます。「はしかかな?」と思ったら早めに医療機関へ。その際かならず「はしかかもしれない」旨を受付で伝えるようにしてください。
リンク先追加
改訂版・放射能が心配な保護者の方のためのリンク【6/3追記あり】関連です。追記していくと長くなるし分かりにくくなるので新たにエントリをたてました。

環境放射線について、都内の主な公園での測定結果を公開しているサイトがありました。
生活空間における放射線量マップ
自然放射線のこと、測定機器の限界など、前提になる知識も必読です。なおほとんどの公園ではさほど高くないようですが葛飾の水元公園はやはり高めなようですね。

前のエントリでもリンクした、三重大学・勝川俊雄先生が新たなエントリをあげておられます。
産地を選べば今のところ魚も安心して食べられる、ただし淡水魚は注意が必要、ということです。
水産物の放射性セシウム汚染の地理的な広がり
6月の予定
ちょっと遅くなってしまいましたが(汗)今月の予定です。

6月9日(木)、14日(火)、21日(火)は、乳児健診・学校健診に出張のため、午後の診療開始が遅れるかもしれません。

6月11日(土)は、休診とさせていただきます。
改訂版・放射能が心配な保護者の方のためのリンク【6/3追記あり】
3月末にかけて何度か「放射能が心配な保護者の方のためのリンク」という記事を書きました。その後、状況も変化し、新たに明らかになったこともありますので、あらためて今にひきつけた話をいくつか。

なお、今回も、主に東京周辺を想定しています。

(1)私たちの生活環境の放射線はどれくらいあるの?

公的なデータは、東京の場合、新宿区百人町にある「東京都健康安全センター」で測定されたものが発表されています。この測定装置が地上18mという高い場所にあるところから、「実際の生活空間と違うではないか」「わざわざ低い値を発表しているのではないか」などとも言われることもありますが、こうした場所に測定器を設置することにはそれなりの意味もあるようです(解説はこちら)。また、実際に同じ敷地で地上1mで測定した値ともほとんど差はありません(こちら)。

ここでの値は、1時間あたり0.06~0.08マイクロシーベルト前後と、平常時に近いほどまで下がっています(原発事故以前は0.028~0.079)。

しかし、同じ都内でも、どうやらもう少し値の高い場所があります。例えば東京大学のキャンパス内での測定データでは本郷で1時間あたり0.12~0.13マイクロシーベルトと、新宿よりはやや高い値が続いています。

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