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追悼・土本典昭さん
 『水俣-患者さんとその世界』『不知火海』『医学としての水俣病』など、水俣病と患者運動、そして不知火の海辺の人びとの暮らしの記録を多くの作品に描いた記録映画作家、土本典昭さんが、24日亡くなりました。享年79才。

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上は昨年9月、「えどがわ・水俣まつり」プレイベントで語る土本さん。
私が『水俣-患者さんとその世界』を観たのは高校生の時でした。作品ができて間もない時期だと思います。水俣病の被害のありさま、株主総会で社長につめよる患者たちの姿、貧しい漁家の胎児性患者の少年の笑顔・・・その映像に、非常に重い衝撃を受けました。

その後しばらくの時をおいて、大学時代の恩師・最首悟さんを囲んで水俣病について学ぶグループをつくることになり、「水俣」を考える営みを今まで細ぼそと続けてきましたが、そのような私にとって、土本さんは、長い間、ちょっと怖いような大きな存在でした。

しかし、だんだんお目にかかる機会も増え、その懐の深さ、年下の者にも真剣に向き合ってくださる誠実さ、暖かさを知ることになりました。

お見舞いにうかがった際も、力強く手を握ってくださり、そこで託されたものの重みを感じています。
昨年の佐藤真、今年の杉本栄子さんに続き、大きな存在を失いました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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