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乳幼児には使わないほうがいいようだ?ヴェポラップ?【追記あり】
 昨日メモした記事。

 もとの記事を読みました。アメリカの医学雑誌"Chest"に掲載された研究論文の内容紹介です。
 記事のURLはこちら↓。
 http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-01/wfub-pca010909.php

 以下に簡単にまとめます。
 
====以下は管理人による抄訳====

 この研究によれば、ヴィックス・ヴェポラップは、気道(のど・はな・気管・気管支)の粘液の分泌を増やし、炎症を悪化させて、気道の狭い乳幼児では重い呼吸障害を引き起こす可能性がある。論文の著者Rubin博士は、ヴィックス・ヴェポラップの成分の刺激作用によって、身体は気道を保護するためにより多くの粘液を分泌することになり、これがもともと狭い乳幼児の気道をより狭めてしまう、と述べている。

 この製品はかぜ症状の緩和に広く使われているが、実際の臨床効果を示すデータはほとんどない。Rubinらがこの研究を行なったのは、鼻の下にヴェポラップを塗った後に重い呼吸困難を起こして救急搬送された女児を診たことがきっかけである。気道の構造と細胞が人間に似ているフェレットを使って実験を行ない、この製品が気道に及ぼす影響を調べた。

 その結果、健康なフェレットでも気管に炎症をおこしたフェレットでも、ヴェポラップによって粘液の分泌が増加しただけでなく、粘液が気道から排出される速度も低下した。

 この結果は、現在製品の注意書きにある「2歳未満の幼児には使用しないように」ということを支持するもの。しかし、多くの親たちが、今も使い続けている。Rubinは、「成人でも子どもでも、鼻の下や鼻の中にはヴィックス・ヴェポラップを使わない」「2歳未満の子どもには一切使わない」ことを勧めている。

 また、Rubinはヴェポラップによって気持ち良くなることはありうるが、呼吸の流れをよくしたり、粘膜の腫れを実際にひかせる効果はない、とも指摘する。「気持ちはよくなるかもしれないが呼吸は楽にならない」

====================

 この他、いわゆる「かぜぐすり」は乳幼児のはなづまりをかえって悪化させる可能性があることなども最後に触れられていました。

 確かに、ヴェポラップは気道への刺激性はありそうですし、小さい子にはどうかなぁ・・・と思っていたのですが、やはり、と思わせる内容でした。

【1/17追記】

 この記事に関して、このようなトラックバックをいただきました。

 「大衆薬」として広まっている薬を使うことは、特に乳幼児には、かなり慎重に考えたほうがいい、という意味では、同感。ただ、付記しておきたいのですが、「ヴェポラップ」は医療用の医薬品というよりはメントール(ハッカですね)を主体とした、「伝統的」というかむしろアロマセラピー系に近いものだと思うので、一般的に「薬を使う使わない」という言い方の中に含めると、ちょっと違ってくるところがあるように思うのです。

 まあ、かなり刺激臭の強いものを直接身体に付けるのと、空気中に芳香をくゆらす程度のアロマセラピーとではだいぶん違うのだろうとは思うものの、私などはこのような論文を読むと、そういう方面の方に危惧を覚えたりもするのです。 
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追記ありがとうございました。
石橋先生、トラックバックのご承認どうもありがとうございました。

また、アロマに関するご意見もどうもありがとうございます。先生もご存知のようにアロマオイルは様々な種類があり、効用もいろいろあるようです。自分が使うときも仕事で使うときもできるだけ慎重にしたいと思います。
ありがとうございました。
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