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子どもの急性アルコール中毒
 日本小児科学会の雑誌に、「傷害注意速報」という、子どもの事故で重大と思われるもののレポートと、それに関する簡単なコメントがあります。今月届いたものには「急性アルコール中毒」の話が。

 焼き肉屋さんで「カルピスソーダ」を頼んだら店員さんがあやまって「カルピスサワー」を持ってきてしまい、1歳の子どもが一気に飲んでふらふらになり救急車で病院に運ばれた、というもの。

 たしかに「カルピスソーダ」と「カルピスサワー」、耳で聞いただけではまぎらわしいですね。甘みのある果実系サワーは、小さい子どもがジュースと間違えて飲んでしまう可能性が高いことが、コメントでも指摘されています。
 「5歳以下の飲料用アルコールの誤飲は2005年に165件、2006年132件、2007年169件」だそうで、1歳が約6割、0歳が約2割、だとか(国民生活センター)。小さい子どもほどアルコールの影響は出やすいですから、注意が必要ですね。

 考えてみれば、飲食店でも、こういう間違いは起こりうることなんですね。とくに、ソフトドリンクよりもサワーのほうが日常的に注文される店であれば、間違いが起こりやすくなることは十分考えられます。

 見た目が悪いとか、においがきついとか、子どもが嫌うような特徴があれば、まずそういうことにはならないのでしょうが、それでは商品としてはダメでしょうね。かといって、忙しい時間帯の飲食店で、店員さんが病院みたいにダブルチェック(点滴や薬を患者さんに使う前に看護師さんが二人以上で確認し合う)する、というのは難しいでしょう。

 もちろん、お店が間違えなくても、またおうちであっても、おとなが飲むつもりのサワーをジュースと間違えて子どもが飲んでしまうことはありえます。

 なかなか、決定的な防止策がなくて難しいですね。まあ、こんなにいろんな果実系のお酒がなくたっていいんじゃないかな?とは思うのですが。
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