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「遊ぶ権利」ということ
遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ(『梁塵秘抄』)

ツイッターをやっていて、こんな言葉に出会いました。

子どもたちは、どんな文化に生まれた子どもでも、いつの時代に生まれた子どもでも、いつも遊んできました。  遊びは、栄養や健康や住まいや教育などが子どもの生活に欠かせないものであるのと同じように、子どもが生まれながらに持っている能力を伸ばすのに欠かせないものです。  遊びでは、友達との間でそれぞれの考えや、やりたいことを出し合い、自分を表現します。遊ぶことで満ち足りた気分と何かをやったという達成感が味わえます。  遊びは、本能的なものであり、強いられてするものではなく、ひとりでに湧き出てくるものです。  遊びは、子どもの体や心や感情や社会性を発達させます。  遊びは、子どもが生きていくために必要なさまざまな能力を身につけるために不可欠なものであって、時間を浪費することではありません。?子どもの遊ぶ権利宣言?


「子どもは遊ぶ中で育つのだ」ということは、私たち小児科医や、保育に携わる方々などにとって、経験的に感じているというか、わかっていることではあります。

はいはいやつたい歩きを始めた幼い子どもが、例えば箱入りのティッシュペーパーや、ひきだしや、電気製品のスイッチや、をさかんにいじる。それは、「何かに役立つか」という視点からは「意味のない行動」(それどころかやっかいな、おとなにとって迷惑な行動かも)ですが、子どもの発達にとってはおおいに「意味のある行動」です。自分で探索し、周囲のモノに働きかけ、操作し、その経験を通じて周囲の世界を把握していくこと。子どもが育つにつれ、遊びはより複雑なものとなりますが、そこにもやはり、このような「遊びの意味」は変わらずある、と思います。

以前、クリニックだよりに「早期教育」について少し書きましたが、そこで述べたように、子どもの発達の過程というのはかなり複雑なものであり、「強いられて」加速するようなものではない。むしろ遊びの中にこそ、子どもの発達にかかわる様々な要素が含まれていると言わねばならない。

「子どもの権利条約」の中にも、生きる権利・成長発達する権利、というのは重要な項目として挙げられていますが、「遊ぶ権利」もまたその中に位置づくものとして、とても大切なものだ、と言えるでしょう。

いや、そんなことを言わなくても、「遊びを奪われた子ども」というのは悲しい子どもですよね。



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