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マイコプラズマ注意報?
マイコプラズマが流行っているようだ。
国立感染症情報センターのデータを見ても、夏ごろから、今年は1999年以来最多の報告数になっている。
地元の保育園・幼稚園などでも「流行っている」という話を漏れ聞くようになってきた。

マイコプラスマは、「市中肺炎」と言われる、一般の健康な人がかかる肺炎の原因としてはいちばんポピュラーな病原体だ。
「肺炎」というので怖がる人が多いわけだけれど、マイコプラズマ肺炎は、ふつうあまり重くならないことでも有名で、レントゲンで影があっても、入院などしないですむことのほうが多い。
それに、マイコプラズマに効く抗生物質は「マクロライド系」と呼ばれるもので、これは基本的に飲み薬しかない(例外はあるけれど、ふつうは注射薬は使わない)。だから、よほど水分がとれなくて点滴しなければ、とか、胸膜炎(胸に水がたまる。当然咳はひどいし痛みもある)になったとかいう状態以外は、入院するメリットがない。

もちろん、人によって症状の軽い人ひどい人はいる。軽ければ熱もあまり出ないこともある。ただ、咳は強いのがふつうだ。
典型的なのは、刺激の強い、出ると止まらないというタイプの咳が、昼となく夜となく出る。
熱はふつうは38℃前後だけれど、高熱のときもあるし、微熱かほとんどないときもある。
咳で始まってあとから熱が出てくる人もいるし、熱で始まって咳があとでひどくなっている人もいる。発疹が出ることも意外に多い。

マイコプラズマ肺炎は、病原体であるマイコプラズマそのものによる炎症より、それに対抗する免疫反応に伴う炎症が主体だと言われていて、だから、小さい子よりも大きい子の方が典型的な症状になりやすい。また、抗生物質が効いていても、すぐには症状がおさまりきらないことがある。
昔は小学生以上の病気と言われていたくらいで、実際、4?5才以上の子の方が多いのだけれど、今では、2才未満でも発症する子はいると言われている。感染力はそれほど強くないけれど、家族とか、学校などの閉じた集団ではやはり少し流行する。

ともあれ、今の時期、幼稚園以上の子で咳がひどくてその割に胸の音がきれい・・・という場合、マイコプラズマを疑ってかからなければならないみたいです。
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