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最近読んだ本など
近ごろは何かと忙しく、まとまった本を読む時間がなかなかありません。まあでも合間合間に読んだ本がいくつかたまってきたので、備忘録的に。

『インシテミル』米澤穂信・文春文庫
映画化にあわせて文庫化されたんでしょうね。高額の報酬につられて(それにはそれぞれの理由があるのですが)集まり、奇妙な館に閉じ込められた12人。割り当てられた部屋にはそれぞれ異なる凶器、そしてひとりまたひとりと殺されていく...
いわゆる「クローズド・サークル」ものの典型的なパターン、次は何が?と思わせるサスペンス、そしてミステリマニアを戯画化したような登場人物たち。この作者らしい苦いユーモアをまじえた娯楽作品です。確かに映画には向いてそうだけど、はたして面白く撮れるのであろうか。映画は未見です。
『白銀ジャック』東野圭吾・実業之日本社文庫
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている、という脅迫を受けたスキー場のホテル。上層部は警察への通報をしぶり、要求に応じる姿勢だが。本当に爆弾は埋まっているのか?脅迫者は誰なのか?被害を出さずに事態を解決できるのか?
からくりは途中で読めてしまうし、ミステリとしては大味な印象。ゲレンデ保守の責任者・倉田、パトロールの根津、スノーボーダーの瀬利、の3人の中心人物をはじめ、ホテルの管理職や職員たち、いわくのある客、隣村の人々などの人物の描かれ方、人間模様が面白いので、飽きずに読むことはできる。この作者の作品としてはポイントは高くない。


『どちらかが魔女』森博嗣・講談社文庫
既刊の短編集に納められた作品のうち、シリーズキャラクターが登場するものを集めて再構成されている。ので、既刊を全部持っている人は買っても無駄。短編集はほとんど持っていなかったこと、たまたまシリーズを何冊か読み返したところで登場人物同士のつながりを頭の中で再構成していたところだったことから購入。
最初に収められた『ぷるぷる人形にうってつけの夜』と最後の『刀の津診療所の怪』が30年の時を経て呼応していることになる。個人的には諏訪野氏がけっこう活躍(?)したり、大御坊の登場場面が多かったりするのがちょっとうれしい。
すごくマニアックなことだが、赤柳初朗=小鳥遊練無説は成立しないこと、香具山紫子説もちょっと無理がありそうなことは最後の短編から推察される。
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