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マイコプラズマの流行
マイコプラズマ感染症がかなり流行しているようです。国立感染症情報センターの統計を見ても、例年なら減ってくるはずの夏場にむしろ増えているようです。

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マイコプラズマ感染症の特徴はいくつかあります。
1.ふだん健康な、年長のこどもや成人に多い
2.典型的な症状は発熱と強い咳
3.咳がひどくても聴診で呼吸音に変化がないことが多い
4.よく使われるペニシリン系やセフェム系の抗生物質が効かない
3歳未満の小さい子どもは、かからないわけではありませんが比較的まれです。高熱と咳が典型的な症状ですが、ひどく重症になることはあまりなく、多くの場合は外来で抗生物質を飲むことで治療できます。

マイコプラズマに有効なのはマクロライド系やテトラサイクリン系の抗生物質で、注射薬がないことはありませんが、基本的には飲み薬になっています。よほど呼吸が苦しいとか、水分がとれないとか、いうことでなければ、点滴などもせず自宅で静養しながら治療することができるのです。

マイコプラズマ感染症は自然に熱が下がってしまうこともありますし、熱がなくてしつこい咳だけ、という場合もあります。ふだん元気な、比較的大きい子どもが、咳がひどくて熱がなかなか下がらない、熱はないけれど咳が長く続く、という場合は、マイコプラズマかもしれません。とくに、周囲で咳がしつこく続いている人がいる、とか、現に学校で流行している、という場合は、可能性が高いです。血液検査をしても、必ずしもはっきりわからないこともあるのですが、抗体が明らかに上がっていれば診断がつきます。

かなりの流行になっていますので、ちょっと、気にかけておいていただければと思います。
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