2017/08
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緊急提言、というけれど
昨日(11/29)付けのニュースです。
教育再生会議:いじめ問題への緊急提言

「指導する」とか「毅然と」とかいう言葉ばかりが浮き上がって見えるような文章です。
毅然とした態度で指導すれば「いじめ」はなくなる、のでしょうか?
・・・そうは思えません。
ひとりのいじめっ子がクラスにボスとして君臨していて、その他のみんなが従えられている、という構図であるなら、その子に「毅然と」対すればいいのかもしれない。
でも、ふつう、「いじめ」はそういう構図で起きるのではないでしょう。

それに、ときおりトラックバックを送ったり送られたりしているファミリーメンタルクリニックさんも指摘しておられますが、「いじめる」側の子どもが、家庭的に様々な問題をかかえていることは少なくない。虐待/ネグレクトの環境におかれていることもある。

そういう子どもに対する対応として、「懲戒」という対応は適切でしょうか?
また、「保護者は子どもにしっかり向き合わねばならない」といいますが、虐待している親に「虐待をやめろ、しっかり向き合え」とお説教しても何の解決ももたらされないことは、地域で虐待の問題にかかわっている人ならみんな知っていること。

一方、いじめられている子どもに「守ってくれる人、その子を必要としている人が必ずいるとの指導を徹底する」というのも、まったく上から見た言い方で、違和感があります。子どもによりそうことで、周囲の人びと、教師や親を含むおとなたちへの信頼(ひいてはこの社会そのものへの信頼)を取り戻してもらえるように努力する、というのがすじではないのでしょうか?

全体に、自分たちが正義と真実を握っていて、上から、子どもたちと親たちと学校の先生たちを指導するのだ、というような、見下した姿勢を感じてしまいます。

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