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水ぼうそうとワクチン
水痘(水ぼうそう)のワクチンが、国の定める「定期接種」になってから、もうすぐ半年になります。

去年は診療所のまわりは何故か水痘の「当り年」で、ずいぶん患者さんが来ていました。水痘は、同じ部屋にいればうつるというくらい感染力が強く、保育園、幼稚園や学校などの集団で1人がかかると、まわりの子が次々にかかります。潜伏期間が2週間ほどと長いので、いったん始まった流行がおさまるまで、かなり時間がかかります。しかしさすがにかかる子はひととおりかかったのか、またワクチンを受ける子が増えたからか、今年になってからはほとんど水痘の患者さんはみていません。

ちなみに国立感染症研究所のデータを見ても、例年増え始める45週くらいからの増加がほとんどなく、年が明けてからも少ない傾向がみてとれます。

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水痘は、元気な子どもにとっては軽い病気で、ブツブツが痒いのと、しばらく痕が残るのが厄介ですが、熱も出ないことが多いくらいです。しかし感染力が強くひろがりやすいため流行すると止めようがないのが問題です。また、人によっては重症になることもあるのです。

例えば大人が水痘にかかった場合、熱も高く長く続き、肺炎を起こすこともあります。免疫がない(お母さんが水痘にかかったこともワクチンを受けたこともない)新生児や、免疫の機能がうまくはたらかない病気の人、治療のために免疫を抑える薬を使っている人などでは、ウイルスが全身に感染して、極めて重症になり、生命にかかわります。

水痘のワクチンは日本で開発されたもので、すでに任意接種として長く行われてきた、安全性の高いものです。一回だけの接種では十分な免疫が得られず周囲で流行ると軽くかかってしまうことがあるのも知られていて、定期接種は二回行うことになっています。二回目は一回目から3ヶ月たてば接種できますが、抗体の上がる効率から、半年~1年後に接種することが勧められています。

定期接種は3才未満、ということになっていますが、この3月いっぱいは「特例」として3才以上5才未満の子どもも1回だけは対象になっています。忘れてた!という方はお早めに。
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