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タミフル事件
抗インフルエンザ薬「タミフル」を飲んだ後の子どもが転落死、というニュースが続いている。

クリニックだよりにも書いたけれど、私自身は「インフルエンザ即タミフル」という治療には疑問があって、とくに今年はB型が多いこともあり、なるべく処方しない方向でやってきた。

こうなってくると、そうしておいてよかった・・・という感じである。
外来をやっていても、タミフルを飲んだ後、わけがわからなくなって暴れた、とか、ヘンなものが見えると言った、怖くて飲ませるのをやめた、とかいう話が、ぽつりぽつりと出てくる。

そういう子たちはどの子も自然によくなっていて、死亡につながるのは、たまたまマンションの高層階に住んでいた、とか、家の前に交通量の多い道路があったとか、不運な状況が重なったときなのだろう、と思う。でも、逆に言えば、死亡事故が起きて注目されるのは氷山の一角なのだろう、ということにもなる。

厚労省などは、タミフルとの因果関係ははっきりしない、脳症かもしれないし熱せんもうかもしれない、という立場をとっている。しかし、事故の報道を見ると大きい子が多く、脳症の起きやすい年齢とは言えない。また、仮に脳症や熱せんもうがあるとしても、それはとりもなおさず、タミフルは脳症も熱せんもうも防げない、ということになるわけで、じゃあ何のために飲ませるの?という話になる。

早く熱を下げて学校や仕事に行くため・・・というのでは、あまりにも悲しすぎる。
インフルエンザのときくらい、「しょうがないね、1週間休もう」と、職場も学校も家族も言える世の中のほうが、いいんじゃないでしょうか?

<付記>
ところでどこかのテレビでは、死亡した子にタミフルの処方をした医師をおっかけていたらしい(伝聞情報)けれど、それはそれで、おかしくないですか?追及の方向が違うんじゃないですかね?
とくに警告も何も出ていない現状なのだし、「タミフルください」という人だって多いのだし、処方した医者を責めるのは酷というものだと。
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