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タミフル事件2
やっと少しゆとりが戻ってきた。インフルエンザもさすがに下火になってきたみたい。
と、いうところで、前回のつづき。

たまたま先週、大学の関連で集まりがあったのだけれど、そこでもやはりこの問題は話題になった。みんな、小児科の臨床医だ。
さすがに死亡事故に出会った人はいなかったけれど、やはり、「何やらヘンなことを言った」「行動がおかしかった」という話は多かれ少なかれあるようだった。ほんとにすべてタミフルのせいなのか、そうでないのか、結論は出ないわけだけれど。

でも、問題はむしろ、インフルエンザになったら即検査を受けてタミフルを飲まないと治らないかのような風潮がつくられてきてしまったところにあるのではないか?

新型インフルエンザは別として、通常のインフルエンザは、ふつうに体力のある人にとっては、特別な治療をしなくても自然に治る、たちのよい病気だ。それが、あたかも薬を飲まないと治らないかのように信じられてしまった。その結果、夜中の救急に100人以上もの人が押し寄せて、ことごとくインフルエンザの検査を要求する、という事態が生まれた。

それは、最近ようやく問題として認識されるようになってきた、小児科医の過重労働とそれゆえの小児科医不足の一因にも、なっているだろう。

そこのところに、そもそも「歪み」がある。

どうしてこういうふうに煽られることになったのだろう?
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