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築地市場の移転は考えなおして
石原知事が三選されてしまった。
石原さんについては言いたいことはいろいろあるけれど、当面懸念されるのはこの問題。

築地市場を江東区豊洲に移転し、築地市場の後にオリンピックのメディア・センターにする、という構想。つまり、今のところ「オリンピック誘致」と「移転」がセットになっているんですね。

都知事選の中でひろく知られるようになってきたけれど、問題なのは、移転予定地の土壌汚染。

築地市場移転:豊洲予定地、土壌汚染の可能性指摘 東京ガスが受け入れに難色 /東京

築地市場の移転先として計画されている豊洲新市場の予定地を所有していた東京ガスが、00年6月時点で土壌汚染の可能性を指摘し、移転は「受け入れ難い」と都に問題提起していたことが29日、分かった。共産党都議団の要求を受け都が提出した文書で明らかになった。築地市場の移転については、移転予定地で有害物質が検出されたことから根強い反対運動が続いており、知事選の争点にも浮上している。
 文書は、00年6月2日付で同社から福永正通副知事(当時)にあてたもの。この中で同社は「築地市場の豊洲移転は、基本的に受け入れ難い」「豊洲用地は工場跡地であり、土壌処理や地中埋設物の撤去等が必要……(土壌処理などに)大変な改善費用を要する」などと明記している。
 都は01年2月に「東京ガスは築地市場の豊洲移転に協力する」とした基本合意を同社と締結し、これを受けて石原慎太郎知事も移転方針を表明した。しかしその直前、同社工場跡の豊洲地区から高濃度のヒ素や水銀が検出されたため、築地市場関係者には現在も「豊洲では食の安全を保障できない」との声が強い。
 これに対し石原知事は、今月になって初めて土壌汚染の再調査が必要かどうか改めて検討する考えを示した。一方、移転計画については「僕が決めたんじゃない」と発言している。【夫彰子】
毎日新聞・3月30日朝刊




で、具体的にどれくらいかというと
【築地市場移転先の土壌汚染度】 
ベンゼン(発がん性、造血機能障害、肝臓障害など):環境基準の1500倍
シアン(強い急性毒性/慢性では神経障害):490倍  
ヒ素(発がん性、皮膚の色素沈着・角化、多発性神経炎/乳児期の摂取で中枢神経障害):49倍    
水銀(無機・有機とも神経障害):24倍
六価クロム(発がん性、呼吸器障害など):14倍
鉛(神経障害、貧血、発がん性など):9.3倍
(2001年、東京ガス調べ)  

しかもベンゼン・シアン・水銀は常温でも蒸発するので、土をかぶせたり舗装したりしても滲み出してくる可能性がある。このあたりは海抜がほとんどゼロで地下水位が高く、それが潮の満ち引きで変動するので、地下水の汚染、その滲み出しも大きな問題になる。

先日、「えどがわ・水俣まつり」の勉強会で、亀戸のひまわり診療所の平野さんに、江戸川・江東地区の六価クロム問題の経緯をお話しいただきました。そのときにも、工場跡地の汚染がもっともひどく、そこに還元剤を注入して盛り土をし、「封じ込めた」はずだったのが、1年くらいで早くも側溝や土壌から高濃度の六価クロムが検出されたそうです。つまり滲み出していたわけですね。同じようなことが、おきる危険性は高いのでは?

はたして、こういう汚染が明らかである土地が、生鮮食品市場に適しているのか?
ほんとに、きちんと、見直すべきだと思います。

なお、移転予定地のルポがこちらにあります。
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