2017/04
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息子の就職で思ったこと
息子が就職し、家を出て独立の生活を始めました。
まあ、首都圏近郊なので、引越は徐々に・・・という感じでしたが(笑)。

思えば子どもを抱えての勤務医稼業はたいへん、実母やら友人やら、いろんな人の力を借りながら、当直や残業を切り抜けてきました。しかしその「たいへんさ」と、職業上の切迫感を、彼は子どもなりに感じ、共感してきてくれたと思います。まあ、一緒に苦労してきた、とも言えますが。

もともと生物が好きで、いかにも「理系」でしたが、結果的には薬剤師になりました。

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Neuromyth
「神経神話」という言葉があるそうです。OECDの造語である"Neuromyth"を直訳的に訳した言葉だけれど、まあ、現代日本の状況に即してもっと意味が通るように訳せば、「脳科学神話」ということになるでしょう。「脳科学という神話」と言ってしまうと、マトモな(真面目な、ハッタリのない)脳科学研究者に失礼なので、「脳科学をめぐる神話」と言ったほうがいいのかな?

衆議院議員の保坂展人さんのブログでたまたま見た言葉だったのですが、興味を持ったので、OECDのウエブサイトを見てみました。

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こども虐待
ゆうべは医師会の勉強会で、こどもの虐待について。墨東病院の小児科医の講演。
墨東のERで経験した虐待のケース、を中心の話だったけれど。

救急の現場だから重症が多いのは当然であろうけれど、多くが5か月未満の赤ちゃんで、受診時には生命にかかわるほどの重症、というのをみると、ため息が出る。

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「突発性発疹」も理解してない人に保育ママを任せるのは
クリニックのある東京都江戸川区は、今どき公立保育園で0才児保育をしないという、時代錯誤というか働く母親に優しくない自治体です。

それでも働く母親は増えているわけで、0才児保育を担っているのは数少ない民間の保育所・保育室と、区の委託を受けて自宅で少人数の子どもたちを預かる「保育ママ」と呼ばれる人たち。

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子どものリアリティ 学校のバーチャリティ(3)
さて、この本の第二章の終わりから第三章にかけて、著者はさらにいくつか示唆的な問題提起をしています。そのうち二つ三つにここで触れておきたいと思います。

まず、「二項関係と三項関係」ということ。
二項関係とは、人間同士が二人だけで、じかにとりむすぶ関係。生まれたての赤ちゃんと母親の関係に典型的な、互いが互いを見つめ触れ合うだけで、あいだに何もはさまない関係です。三項関係は、何かもうひとつの対象を共有し、何かを一緒に作り出していく関係。乳児と母親であれば、おもちゃや絵本を前にやりとりし、遊ぶような関係です。これができてはじめて、子どもは周囲の他者と多様な関係を結んでいくことができるようになります。

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子どものリアリティ 学校のバーチャリティ(2)
ちょっと間があいてしまいましたが、前のエントリーの続き。

ふりだしに戻りますが、この本のまえがきには、こう書かれています。

生きものとしての人間、あるいは生きものとしての子どもが変わるとすれば、それはおそらく千年、万年の単位の話。わすか数十年というスパンで変わるようなことはありえない。


まったくそのとおり。私自身、「子どもが変わった」と連呼されるたび、著者と同様、「少々意地悪な気持ちになって」、同じことを思います。

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子どものリアリティ 学校のバーチャリティ(1)
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いつもは、本の話は別の読書ブログのほうに書くのですが、これは「子ども」に直接かかわるものでもあり、こちらに書くことにします。

「子どもは『変わった』のか?」
発達心理学者の浜田寿美男さんが、最近に起きた<子どもの事件>を手がかりにしつつ、この問いを考えていく本です。

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子どもをバカにしてはいけない
少し前の新聞で、作家の高史明さんの文章を読んだ。昨今の「いじめ自殺」に関していろいろな人が書いた短文を連載する、という企画だったのだけれど、

高さん自身、ひとり息子が12才で自死している。その遺稿をまとめた『ぼくは12才』を出版してから、いろいろに悩み、ときには死を思いつめた子どもたちが、自宅を訪ねてくるようになったという。そしてひとつのエピソードとして、ある中学生とのやりとりが書かれていた。

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「放っといてくれ」
前のエントリーの続編と言えなくもないのですが。

まず補足的に書いておくと、おむつを使わない文化というのは確かにあるらしい。JICAか何かで中国に行っていた医者から、中国のどこかの地方ではおむつは使わない、その年齢のこどもの衣服は股のところがすぐ開けるようになっていて、オシッコやウンチの気配を感じたらそのへんでさせるのだ、という話を聞いたこともある。
たまたま今読んでいる鷲田清一さんの本には、狩猟民族で、母親と幼いこどもが一体として毛皮にくるまって、つまり肌を触れあっていて、やはり気配を感じたらそのへんでさせるのだと書いている。

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おむつおむつおむつ
・・・というのは故・中島らものエッセイによく登場する変人社長の口ぐせですが。

昼休みにネットをたぐっていて、うへえと思う記事に出会った。
母親と保育所とおむつ

全体の内容はリンク先を読んでいただくとして、この中で触れられているおむつの話題。

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